大会準備会で第51回大会の大筋が決まりました

去る3月25日、明治大学お茶の水キャンパスで大会準備会が開かれました。その概要を紹介いたします。

1.期日と会場
 2012年8月9日(木)〜11日(土)
 於・法政大学市ヶ谷キャンパス

*昨年の大会も法政大学で、堀とJRの線路を挟んで2キャンパスに分かれていましたが、今回は市ヶ谷キャンパスのみにまとまって会場を設定できる見通しです。


2.大会テーマ
「ひきつづく悲しみと困難のなかで今をともに生きる──学校と地域に人間の自由、尊厳、希望をとりもどす」


3.はじめの集い
・参加型企画(子ども・教育の今を問う)
 福島、大阪をはじめ、日本各地から子どもと教育の今日的状況について報告を受け、交流する予定です。
・記念講演(アーサー・ビナード氏)
日本の社会をクリティカルにとらえ巧みな日本語で表現する詩人。近著に『泥沼はどこだ』(かもがわ出版)、『ここが家だ』(集英社)などがある。


4.教育問題フォーラム
  今回は昨年度までの設定と趣を異にして、今、教科研の総力を挙げて企画編集に取り組もうとしている「教科研講座」の具体化に向けての報告討議の一機会として、巻構成に即した5つのフォーラムを組む予定です。


5.夕食交流会
  1日目のフォーラム終了後に、例年と同じく夕食を兼ねた全体交流会を開催予定。老若男女による自由な世代間交流を図りたいと考えています。


6.分科会
 例年と同じく17の分科会で構成されます。


7.おわりの集い
  昨年のおわりの集いでは、新任教師として赴任して間もない3名の若い教師の体験報告が新鮮で評判がよかったこともあり、その第2弾をという声もあったが、ベテラン教師の子ども理解と発達支援の実践に励まされる報告なども候補に上がっています。